top of page
検索

「クオモNY州知事のコロナ死亡者数のウソがバレて大騒ぎ」 

(シカゴ時間1月29日アップデート) 最近あまり見ることもないNHKのオンライン放送を見ていたら、世界のコロナ事情を語る解説者という初老の男性が出てきて解説をしていた。

その発言を聞いて驚いた。彼は「世界最大数のコロナ死者数を出した直接の責任者であるトランプ前大統領は云々。。」とトランプ大統領の悪口を枕に解説を始めたのである。

確かに、CNNなど超反トランプのメディアは、「30万人に及ぶ全てのコロナ死亡者の責任はトランプにある」というバイデン 民主党のプロパガンダをそのまま引用している。しかし、例えばリベラル・メディアがほとんどのアメリカでも、そこまでいうテレビ局は流石に少ないのだ。しかし、このNHKの解説者はアメリカの中でも最左翼メディアの意見をさもアメリカや世界がそのように見ているかのように話をしていた。

最近、日本の出版社やメディアの人たちとも電話やズームで打ち合わせが多くなり、NHKの幹部社員は現在かなり左巻きになっている人間が多いとは聞いていたが、その偏向報道がアメリカのリベラル・メディアより偏っているとは知らなかった。

アメリカのコロナ対策一つをとっても、基本的にそのコロナ対策はほぼ全て州単位でその州の州知事が責任を持って行っている。連邦政府はそのサポートがメインである。国単位でやるのは、ワクチン開発、中国や外国からの入国禁止などだ。そして、国境のシャットダウンなどは3月早い段階でトランプは実施している。

昨年3月、一気にコロナのエピセンターになったのはニューヨーク州を中心とするエリアだ。この時、クオモNY州知事は毎日数時間もテレビに出てその対策を事細かに州民に対して話してきた。

CNNやMSNBCなど左派メディアは彼をヒーローのように褒め称えた。これらの放送は全米で放映されたため彼の知名度は上がり、時期の大統領候補にという声も上がったほどだ。 しかし、昨年春からニューヨーク州やニュージャージー州などのエリアだけで、アメリカの約3分の1の死者数を出しているということが問題になっていた。特に彼のコロナの初期対策の失敗で介護施設で多くのコロナ感染死亡者を出していたことが問題視されていた。

他の州と比較してもその数が圧倒的に大きい。つまり、コロナの初期対応を甘く見て多くの施設での死亡者を出した事実がある。もし、コロナの責任者を問うというなら、真っ先にはその州の知事の責任が問われるべきだ。そしてアメリカの3分の一の死者を出しているニューヨーク州知事マリオ・クオモが筆頭に上がるだろう。

そして、この数日前からショッキングなニュースが流れてきた。

ニューヨーク州検事総長レティシャ・ジェームズは、「ニューヨーク州保健局は、介護施設での新型コロナ死亡者数を50%低く公表していた」という爆弾発表を木曜日行ったのだ。昨年から、大手メディアがクオモの「リーダーシップ」を称賛している間、「クオモ知事によって発表される介護施設での死亡者は少なすぎる」という噂が出ていたのである。 

クオモ州知事の一番のチアリーダーは、CNNのアンカーマンの一人で知事の弟クリス・クオモだ。そしてクリスは、たびたび兄のマリオ・クオモ知事を番組に呼んでは、介護施設で亡くなった大勢の人たちの原因を聞くどころか、兄弟でふざけ合っていた。

番組で弟のクリスは、「ニューヨーク州の州民とこの国の国民は、兄のあなたが行ってきたコロナ対策に感謝をすべきだろう。私があなたのやったことを本当にすごいことだと思っているよ」と語った。


https://www.foxnews.com/media/bloomberg-eli-lake-cuomo-conned-media?fbclid=IwAR2gq4mQ_znR6xEAbx1jq1XlmVXSCcci2o3DEHW8cvxDuxcp2lr5Ie9bRAY

閲覧数:59回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「CPAC 2021が始まった」 フロリダ州オーランドで開かれているCPAC(保守政治行動会議)の第一目がいよいよ始まった。 それぞれのスピーカーは、「キャンセル・カルチャー」、「中国」、「ビッグテック問題」、「ニューヨーク州知事クオモ」について語った。彼らに共通していたことは、前大統領トランプへの熱烈な支持であった。 「共和党はカントリークラブのような党ではない。共和党は、鉄工場労働者、建設労働

アメリカでは、いよいよ2月26日からCPAC(保守政治行動会議)が始まった。今回スピーカーには熱烈なトランプ支持政治家や活動家が多く参加している。 最終日の日曜日にはトランプ前大統領のスピーチの予定だ。 ミッチ・マコーネル院内総務や共和党内反トランプ代表格のミット・ロムニーなどは招待されなかった。当然だろう。この会議には私がアメリカで追ってきた何人もの保守系議員や活動家がスピーチをするので、ここ数

(シカゴ発アメリカの「現実」ニュース) (2月17日スピーチほぼ全訳) 共和党は、ミッチ・マコネル上院議員のような政治的な「指導者」が舵を取っている限り、二度と尊敬され、強くなることはできない。マコーネル上院議員は、政治的に優れた洞察力、知恵、手法、そして人格が欠如している。彼は、現状維持の政策に終始し、これによって共和党は上院院内多数派から少数派に落ち込み、悪化を続けている。民主党とチャック・シ

Post: Blog2_Post
bottom of page